はじめまして!
福岡県福岡市のとある通信制高校で非常勤講師をやっている野田といいます。
今日から、いろいろな方に通信制高校のことを知ってもらおうと思いブログを立ち上げることにしました。よろしくお願いします。
さて、今日は簡単に通信制高校とはどんな高校なのか説明させていただきますね。一般の高校、いわゆる全日制高校と比較すればどんな高校なのか分かりやすいと思いますので違いをまとめてみました。
イラストAC
まず、通信制高校は、全日制高校と違って、毎日学校に通う必要はありません。自分で学習する自習スタイルが基本となります。
そして、全日制高校は「学年制」といって、皆さんよく知っている、1年生、2年生、3年生と1年ごとに進んでいき、3年生の最後に卒業できるという仕組みですが、通信制は「単位制」です。
単位制とは、自分で決めた日に登校して、スクーリング(学校で授業を受ける)をはじめ、レポートを提出したり、テストを受けることで単位を取得していき、決められた単位に達することで卒業できる仕組みになります。
全日制高校との違いは大きく分けてこの2つになりますが、通信制高校というのがどんな高校か大まかな部分は分かってもらえたと思います。
ただ、共通する部分もあります。それは卒業までの期間です。通信制高校は単位制ということで、「早く単位を取得すれば卒業も早くなるのでは?」と考える人もいると思いますが、どんなに早く単位を取得しても、学校教育法によって定められている3年間の在籍が必要になります。
通信制高校には、高校を中退した人や、働いている人、理由があって現在通っている高校を卒業できそうにない人など、いろいろな人が通っています。
次回は、通信制高校に通うメリット・デメリットについて紹介していきますね。ではでは。